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【除染領収書改竄】領収書なぜ改竄・不正取得の有無は…晴れぬ疑惑、真実どこに 安藤ハザマ家宅捜索

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【除染領収書改竄】
領収書なぜ改竄・不正取得の有無は…晴れぬ疑惑、真実どこに 安藤ハザマ家宅捜索

東京地検特捜部は19日、詐欺などの疑いで、同社本社など関係先の家宅捜索を始めた。詰めかけた報道陣=19日午後、東京都港区(菊本和人撮影) 東京地検特捜部は19日、詐欺などの疑いで、同社本社など関係先の家宅捜索を始めた。詰めかけた報道陣=19日午後、東京都港区(菊本和人撮影)

 ただ、除染を発注した福島県田村市の担当者は「最終契約金額は安藤ハザマ側と協議して決まった」と証言。産経新聞が入手した録音記録でも、改竄を指示した同社社員は「領収書のない支出の穴埋めのために宿泊費を増やした」「支出名目を付け替えた」との趣旨の発言をしていた。

 こうした経緯から、最終契約金額自体が、本来は請求できない費用を盛り込むなどして不正に決定され、それに見合うような領収書が作成されたのではないか-との疑惑が浮かび上がる。

作業員宿泊費

 不正取得の有無についても同社は“最終契約金額の決定が先で、改竄領収書の作成が後だった”という同様の理由で、「時系列的に見て、不正取得が起きた可能性は低い」との見解を示した。しかし、最終契約金額自体の妥当性が揺らぐとすれば、時系列は無意味になり、不正取得がなかったとの保証にはならない。

 今回問題となった宿泊費をめぐっても、同社の説明と取材で得られた情報は異なる。同社は作業員1人1泊当たりの宿泊単価について「行政側が決めることで、受注者は関与できない」と説明している。

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