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覚醒剤使用で無罪判決 強制採尿の令状請求で虚偽記載

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覚醒剤使用で無罪判決 強制採尿の令状請求で虚偽記載

 覚せい剤取締法違反(所持、使用)と大麻取締法違反(所持)の罪に問われた栃木県芳賀町の男性(35)に、宇都宮地裁が無罪判決を言い渡していたことが26日、分かった。栃木県警が強制採尿のための令状を裁判所に請求した際の書類に虚偽記載の疑いがあったとして、違法性を認めた。判決は22日付。

 二宮信吾裁判長は判決理由で「任意採尿を頑なに拒否した」などの記載について「存在が疑われ、中には明らかな虚偽とさえ評価できるものもある」と指摘。覚醒剤使用の反応は出たが、最初の手続きが違法として、その後の大麻の任意提出なども含め「証拠能力を否定すべきだ」と判断した。

 男性はこの他にも、自動車運転処罰法違反(過失傷害)などの罪に問われており、22日の公判で懲役10月(求刑懲役3年6月)の判決が言い渡された。

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