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造幣局が質店提訴 「盗まれた金塊」返還求め

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造幣局が質店提訴 「盗まれた金塊」返還求め

 独立行政法人造幣局の元職員の男(55)=懲戒免職=が平成26~28年に勤務先から金塊やメダルを盗んだ事件に絡み、男が質入れした計約7千万円分について、造幣局が埼玉県と東京都の2つの質店に返還を求め、それぞれさいたま地裁と東京地裁に提訴していたことが18日、分かった。

 造幣局は、盗品について盗難から2年以内なら元の所有者が返還を求められる民法の回復請求権に基づき提訴。質店側は「元職員の行為は窃盗ではなく業務上横領などに当たり、造幣局に請求権はない」として、棄却を求めている。

 男は26年4月~昨年5月に勤務先から金塊などを盗んだ窃盗罪に問われ、今年4月にさいたま地裁で懲役5年の判決を受け、確定している。

 さいたま地裁に提起された訴状によると、昨年1月に当時の造幣東京博物館から盗まれ、質入れされた約15キロの金塊について、民法に基づき請求する権利があるとしている。

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