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認知症か 西武池袋線で高齢女性はねられ死亡

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認知症か 西武池袋線で高齢女性はねられ死亡

 18日午前0時15分ごろ、東京都西東京市泉町の西武池袋線の線路内で、高齢の女性が池袋発飯能行きの特急電車に接触し、死亡した。女性は市内の75歳で、認知症の疑いがあった。警視庁田無署は女性が線路に立ち入った経緯など、当時の詳しい状況を調べている。

 田無署などによると、現場は保谷-ひばりケ丘駅間の踏切から約100メートル離れた地点で、線路脇には高さ約1メートルの柵があった。事故直後、女性は「間違えて入ってしまった」などと話していたという。病院に搬送されたが、約4時間半後に死亡が確認された。

 事故後、女性の家族から「行方が分からなくなっている」と警視庁に届け出があり、同署が身元の確認を進めていた。同署は女性が柵を乗り越えるなどして、自ら線路内に入った可能性があるとみて調べている。

 認知症患者の線路立ち入りをめぐっては、平成19年12月、愛知県で認知症男性=当時(91)=が電車にはねられて死亡する事故があり、家族が鉄道会社への賠償責任を負うかが訴訟で争われた。最高裁は昨年3月、同居の有無や介護の実態などを総合的に考慮した上で、男性の妻と長男は「監督する立場になかった」として責任を負わないとする判決を言い渡した。

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