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【衝撃事件の核心】世界にネットワークか 中国人ニセ僧侶が跋扈している 東京では外国人観光客をターゲットに数珠やお札売りつけ

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【衝撃事件の核心】
世界にネットワークか 中国人ニセ僧侶が跋扈している 東京では外国人観光客をターゲットに数珠やお札売りつけ

JR秋葉原駅近くの電気街。行き交う外国人観光客にニセ僧侶が声を掛けていた=東京都千代田区 JR秋葉原駅近くの電気街。行き交う外国人観光客にニセ僧侶が声を掛けていた=東京都千代田区

都内各所に出没 さらに世界中にも…

 実は今回、警視庁が摘発した男以外にも“ニセ僧侶”は数年前から都内のあちこちに出没しており、一部で話題になっていた。

 「これまでに『花見の名所』として有名な上野公園や、若者に人気の原宿・竹下通りなどでその姿が多く確認されている。いずれも外国人観光客に人気のスポットで、仏教や日本の国内事情に疎い彼らを集中的に狙った可能性が高い」(先の警視庁幹部)。

 インターネット上では、「ニセ僧侶が托鉢(たくはつ)詐欺」「ニセ僧侶が外国人旅行客相手に募金詐欺」などの書き込みが続発。ツイッターで「僧侶風の人物に注意」などと呼び掛ける投稿も相次いでいた。謎の僧侶は、日本以外にも米ニューヨークや豪州、中国・上海など世界各地でその存在が確認されていた。

 2015年6月には、中国系ニュースサイトが、「ニューヨークのマンハッタンの中心街に出没したニセ僧侶が金品をだまし取る」などと題した記事を配信。通行人に「寺の建立のため」などと称して寄付金を募るケースが多く、「ニセ僧侶ではないか」との疑惑が絶えなかった。

 組対1課幹部は、「逮捕された男が単独で犯行を思いついたとは考えにくい。組織の関与があるとみるのが妥当だ」と指摘。今回の事件をきっかけに「ニセ僧侶集団」の実態について解明を進める構えだ。

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