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「同性愛者」アウティングは違法行為か 一橋大生自殺訴訟、原告側が争点・双方の主張説明

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「同性愛者」アウティングは違法行為か 一橋大生自殺訴訟、原告側が争点・双方の主張説明

同級生が、同性愛者であることを暴露した際のLINEメッセージのやりとり(画像の一部を加工しています) 同級生が、同性愛者であることを暴露した際のLINEメッセージのやりとり(画像の一部を加工しています)

 原告側によると、同級生側は「告白を断ったのに、長男からいろいろな連絡があり、精神的に追い詰められた。長男を避けるために友人グループからも距離を置かざるを得なかった。自分の苦しい状況を他の友人に理解してもらうためには、ああしたメッセージを送らざるをえず、正当な行為だった。また、長男から打ち明けられた内容を、他人に話してはいけないという法的義務もない」と主張。学校側は「自殺は同性愛を苦にしたもので、“人知の及ばないこと”だ。大学側の対応に問題はなかった」とし、ともに請求棄却を求めている。

「加害行為で違法」

 原告側は19日の会見で、「同性愛者であるとアウティングすることは長男への加害行為であり違法だ。大学側も『長男個人の問題』と解釈するだけで、適正な対応を取らず、自殺を招いた責任がある」と指摘。その上で、「同性愛者が苦しまざるを得ないのは、同性愛者個人の問題ではなく、同性愛者を差別する社会の問題だ」などと訴えた。

 最大の争点は、アウティングは違法行為なのか-という点。その他の争点として、同級生によるアウティングは正当だったかや、大学側の対応は適切だったかという点も問われている。

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