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【栃木スキー場雪崩】事故現場、雪崩毎年発生の「危険な場所」か 地元関係者が証言

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【栃木スキー場雪崩】
事故現場、雪崩毎年発生の「危険な場所」か 地元関係者が証言

スキー場のゲレンデで雪の状態などを確認する栃木県警の捜査員や消防隊員=3月30日朝、栃木県那須町湯本(伊沢利幸撮影) スキー場のゲレンデで雪の状態などを確認する栃木県警の捜査員や消防隊員=3月30日朝、栃木県那須町湯本(伊沢利幸撮影)

 栃木県那須町のスキー場で、登山講習会に参加した県立大田原高校の生徒と教員の計8人が死亡した雪崩事故で、事故のあった斜面は毎年のように雪崩が発生する「危険な場所」と認識されていたことが2日、地元関係者の話で分かった。雪崩事故は発生から3日で1週間。県警は業務上過失致死傷容疑で、講習会の責任者らによる安全管理面の判断などについて詳しく調べている。

 事故現場の斜面の危険性を指摘するのは那須山岳救助隊の男性で、「雪崩があった斜面は毎年春先に表層雪崩が起きている」と証言。自身もゲレンデで雪崩に巻き込まれた経験があるといい、「なぜあそこを(訓練場所に)選んだのか分からない」と話した。

 この男性などによると、昭和40~50年代には近くにある那須ロープウェイの職員が事故現場近くで雪崩に巻き込まれ、死亡する事故も発生しているという。現地を調査した専門家も「典型的な雪崩発生地形」と言及している。

 これに対し、講習会の責任者で、県高等学校体育連盟登山専門部の猪瀬修一委員長(50)は、危険な場所は把握しており、事故現場は「絶対安全」との認識だったとしている。

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