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【栃木スキー場雪崩】「典型的な発生地形」 専門家ら、予見の可能性指摘

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【栃木スキー場雪崩】
「典型的な発生地形」 専門家ら、予見の可能性指摘

雪崩事故が発生したスキー場に入山する調査員=28日、栃木県那須町(桐山弘太撮影) 雪崩事故が発生したスキー場に入山する調査員=28日、栃木県那須町(桐山弘太撮影)

 「雪崩が発生しやすい典型的な地形だ」。高校生ら8人が死亡した栃木県那須町の雪崩事故をめぐり、28日に現地を調査した専門家らは、事前に雪崩の発生を予想できた可能性を口々に指摘した。県警は同日、業務上過失致死傷容疑での捜査に本格的に乗り出しており、雪崩の発生をどの程度予測できたのかが、今後の焦点となりそうだ。

 この日、防災科学技術研究所雪氷防災研究センター(新潟県長岡市)は調査員3人が現場を調査。その結果、事故後に積もった深さ30センチの雪の下に柔らかい雪の層を発見した。結晶同士の結合が弱く崩れやすい性質で、地表近くの固い雪の層の上を柔らかい雪の層が滑る「表層雪崩」が起きたとの推定が強まったという。

 当時、生徒らは深い雪の中を進む「ラッセル」の訓練のため、ゲレンデを外れた沢状の地形を登り、傾斜が緩やかになった台地状の場所を通った後、山側の急斜面にいる際に雪崩が起きた。捜索現場に入った那須山岳救助隊の高根沢修二副隊長(67)は「現場はくぼ地のようになっていて、そこに向かって雪崩が発生したようだ」と証言する。

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