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【栃木スキー場雪崩】「表層雪崩」の可能性 未明から短時間で積雪

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【栃木スキー場雪崩】
「表層雪崩」の可能性 未明から短時間で積雪

雪崩が起きた那須温泉ファミリースキー場で、行方不明者の捜索に向かう関係者=27日午後0時30分ごろ、栃木県那須町湯本(伊沢利幸撮影) 雪崩が起きた那須温泉ファミリースキー場で、行方不明者の捜索に向かう関係者=27日午後0時30分ごろ、栃木県那須町湯本(伊沢利幸撮影)

 斜面に既に積もって固まった雪の上に新たに雪が降り積もると、上の雪が崩れる「表層雪崩」が起きやすくなる。現場のスキー場がある栃木県那須町では27日未明から雪が降っており、表層が崩れた可能性もある。

 那須町の観測所では、0センチだった積雪が27日午前2時に3センチになり、午前9時には33センチに達した。雪が短時間に一気に積もり、宇都宮地方気象台は雪崩注意報を出していた。

 表層雪崩は時速100~200キロにも達し、発生地点から数キロ先まで届くこともある。山中では、発生した時点で気付いても逃げるのは困難だ。

 気象庁によると、26日から27日にかけて日本列島の南の海上を低気圧が発達しながら東に進んだ。この低気圧に向けて北から強い寒気が関東にも流れ込み、気温が大きく下がった。雨雲も広い範囲にかかり、山沿いでは雪が降った地域も多かった。防災科学技術研究所雪氷防災研究センターの平島寛行主任研究員は、気象条件から推測して、表層雪崩が発生した可能性が高いと指摘する。

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