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地下鉄サリン事件22年 思い出す「あの日」 遺族、風化に危機感 

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地下鉄サリン事件22年 思い出す「あの日」 遺族、風化に危機感 

地下鉄サリン事件から22年を迎え、献花し手を合わせる遺族の高橋シズヱさん(左から2人目)=20日午前10時31分、東京メトロ霞ケ関駅(代表撮影) 地下鉄サリン事件から22年を迎え、献花し手を合わせる遺族の高橋シズヱさん(左から2人目)=20日午前10時31分、東京メトロ霞ケ関駅(代表撮影)

 13人が死亡、6千人以上が重軽症を負った平成7年の地下鉄サリン事件から20日で22年となった。多くの死傷者を出した東京メトロ霞ケ関駅(東京都千代田区)で夫、一正さん=当時(50)=を亡くした高橋シズヱさん(70)は、同駅で献花した後に取材に応じ「ここに来るとあの日を思い出す」と静かに語った。

 事件の衝撃や教訓が風化していくことに危機感を募らせている高橋さん。霞ケ関駅助役だった一正さんの名前が刻まれたプレートの前で、オウム真理教による事件を知らない世代に向け「カルトに入れば大勢の人を傷つけると知ってほしい」と語った。

 教団の後継団体「アレフ」と「ひかりの輪」の関係者が毎年献花に訪れることに「非常に不愉快。立場を自覚すれば、慰霊の場で手を合わせることはできないはずだ」と批判した。

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