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【豊洲問題】石原氏、豊洲移転「既定路線」、報告「記憶ない」…元市場長らと認識食い違う

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【豊洲問題】
石原氏、豊洲移転「既定路線」、報告「記憶ない」…元市場長らと認識食い違う

百条委員会に臨み答弁席に向かう石原慎太郎元都知事=20日午後、東京都新宿区(古厩正樹撮影) 百条委員会に臨み答弁席に向かう石原慎太郎元都知事=20日午後、東京都新宿区(古厩正樹撮影)

 石原慎太郎元東京都知事は20日の百条委員会で、豊洲市場への移転を決めた責任を認める一方、東京ガスとの交渉の経緯などについては「報告を受けた記憶がない」などと主張した。これまでに百条委で証言した元中央卸売市場長の認識と食い違いもあり、全容解明には至っていない。

 焦点の一つは豊洲移転を決断した経緯。石原氏は青島幸男元知事の引き継ぎ文書に言及し、「たしか『豊洲地域に市場を移転する』という文言があった」と振り返った。会議で都西部への移転を提案した際は担当者から一笑に付されたと説明。「大きな流れに逆らいようもなかった」と述べ、「既定路線」の中で決断したとの従来の主張を述べた。

 しかし、石原氏就任の直後に市場長に就いた大矢実氏は百条委で「私が豊洲に移転すべきだと判断し、知事に報告した。築地(再整備)と豊洲の比較対照表も使って説明し、知事も『それでいこう』となった」と発言した。

 大矢氏は、平成11年11月に東ガスの上原英治社長(当時)と面会した石原氏から「社長にお願いに行け」と言われたとも証言。民進党系会派「東京改革議員団」都議は石原氏に向かって「(豊洲移転への)端緒を開いた」と強調したが、石原氏は「いろいろな人といろいろな形で会ったが、上原さんと面会したのは覚えていない」と説明した。

 東ガスに土壌汚染対策費の追加負担を求めない「瑕疵担保責任の放棄」への認識も問われた。東ガスとの負担枠組みを決めた元市場長の岡田至氏は石原氏への最終段階の報告について「記憶はない」としつつ、記録上は行っていると証言した。だが、石原氏は「報告を受けた記憶はない」とし、交渉は元副知事の浜渦武生氏ら部下に一任していたとの姿勢を貫いた。

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