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【豊洲百条委】18日の証人に対する質疑応答要旨

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【豊洲百条委】
18日の証人に対する質疑応答要旨

豊洲市場への移転問題をめぐり、元市場長らの証人喚問を実施した東京都議会の百条委員会=18日午後(福島範和撮影) 豊洲市場への移転問題をめぐり、元市場長らの証人喚問を実施した東京都議会の百条委員会=18日午後(福島範和撮影)

 豊洲市場の移転問題に関する東京都議会の調査特別委員会(百条委員会)で、18日の証人に対する質問と証言の要旨は次の通り。

 【森沢正範・元中央卸売市場長(平成15年6月~18年7月)】

  都と東京ガスが17年に結んだ土壌処理に関する確認書では、今後それ以上の対策を東ガスに求めることができないという合意だったのか。

  土壌汚染は、どこまでやれば完璧か分からない。確認書の中でも、将来何か疑義があれば改めて協議するという文書を入れて担保していた。将来の費用負担の話はなかったと思う。

 【比留間英人・元中央卸売市場長(18年7月~21年7月)】

  東ガスが土壌汚染対策を終えた後、20年に都の調査で環境基準の4万倍超のベンゼンが検出された。移転計画見直しは考えなかったか。

  東ガスの対策は計画に沿って実施され、適切に完了したと確認している。専門家会議が十分に対策可能との見解を示したので、その判断に委ねるしかないと考えた。他に代替地はあるか、築地の再整備が可能かなどずいぶん議論した上で、最終的に豊洲の工事ということになった。(追加対策は)法令基準を上回る高レベルで実施するに当たり、都独自の工事が相当数あったので、都が実施することにした。

 【岡田至・元中央卸売市場長(21年7月~23年7月)】

  なぜ23年3月の東ガスと都の協定書で、瑕疵担保責任の放棄を認めたのか。当時の知事だった石原慎太郎氏に報告していたのか。

  東ガスは(都条例に基づく土壌汚染対策を実施し)法的責任を果たしていた。自主的に負担に応じる以上、追加負担はないことを明確にしてほしいとの言い分は受け入れざるを得なかった。東ガスへの法的責任の追及は難しいと弁護士にも確認している。証人喚問の前に関係書類を確認し、(売買契約の直前に、東ガスとの分担を)知事に報告したときの資料があると分かった。口頭で説明したかもしれないが記憶がない。

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