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【文科省天下り斡旋】新たに30件超の違法事案 省庁間で「天下りポスト」バーター取引の疑念も…

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【文科省天下り斡旋】
新たに30件超の違法事案 省庁間で「天下りポスト」バーター取引の疑念も…

合同庁舎に掲げられた文科省の看板=1月、東京・霞が関 合同庁舎に掲げられた文科省の看板=1月、東京・霞が関

 文部科学省の組織的天下り斡旋(あっせん)問題で18日、新たに30件を超える違法な天下り事案が判明した。注目されるのは、文科省以外に他府省OBまで大学に斡旋していたことだ。「役所間で天下り先をバーター取引していたのではないか」。霞が関全体で天下り先が減少する中、そうした疑念を指摘する声も上がっている。

 文科省の調査で今回、外務省の退職者からも経歴情報を受け取り、大学側に伝えていたことが判明した。外務省をめぐっては、大使ポストを歴任した元外交官が昨年4月、東京外国語大特任教授に就任し、その採用過程で文科省が大学側に人物紹介したことが明らかになっている。このケースも、職員による斡旋を規制した国家公務員法違反の事案に含まれるとみられる。

 文科省以外に他省庁OBが大学教授に就任することは珍しくなく、東京外大のケースは氷山の一角とみられている。民進党議員は2月の衆院予算委員会で、文科省の事務次官経験者が大使として転任している事例をあげた上で、天下り先をめぐる文科省と外務省との「バーター(取引)ではないか」と追及する一幕もあった。

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