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【豊洲百条委速報(3)】民活から都の直接施工に変更で事業費1・5倍に 「なんでこんなに跳ね上がるんだ!」

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【豊洲百条委速報(3)】
民活から都の直接施工に変更で事業費1・5倍に 「なんでこんなに跳ね上がるんだ!」

都議会の百条委員会で、質問に答える元中央卸売市場長の森沢正範氏=18日午後、都庁(福島範和撮影)  都議会の百条委員会で、質問に答える元中央卸売市場長の森沢正範氏=18日午後、都庁(福島範和撮影) 

 豊洲市場(東京都江東区)移転問題の都議会百条委員会で、元中央卸売市場長の森沢正範氏は、平成15年5月に新市場構想が公表され、その後基本計画が出る間に、事業費をどの程度想定していたかについて言及。「厳密に積算していない。当初、990億で、1000億円を切ろうとやっていた」と強調し、具体的には、PFI(民間資金を活用した社会資本整備)を導入しようとやってきたことを説明した。

 森沢氏から市場長を引き継いだ比留間英人氏も「私のときに、具体的に要求水準書までいった。民間の知恵を借りながら、私の段階でも990億円ぐらいの認識だった」と話した。

 一方、比留間氏の後任市場長だった岡田至氏は「PFIから東京都の直接施工に変えたのは私。私が覚えている限りは、コストよりもスケジュールを管理することが大きかった。PFIをやっても、それだけのメリットは出てこなかった」と述べた。

 しかし、結果的に都自身でやることで金額が跳ね上がった。岡田氏は「私自身びっくりしたのは、PFIのときは1000億ぐらいだったが、設計が挙がったときに、費用は1・5倍に上がった。なんでこんなに上がるんだとびっくりした。これをたたかないと(安くしないと)大変なことになる。財源的に市場そのもの、会計そのものが回らなくなるかもしれない」と率直に語った。

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