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住宅火災の脅威… 1階の「煙」が階段を煙突代わりに上昇、2階に充満 専門家「煙を絶対に吸わないように」 

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住宅火災の脅威… 1階の「煙」が階段を煙突代わりに上昇、2階に充満 専門家「煙を絶対に吸わないように」 

疑似の煙が立ちこめる部屋を誘導灯を頼りに出口を目指す職員=10日、栃木県防災館(斎藤有美撮影) 疑似の煙が立ちこめる部屋を誘導灯を頼りに出口を目指す職員=10日、栃木県防災館(斎藤有美撮影)

 今月4日未明、栃木県小山市城北の飲食店従業員、田中一巳さん(58)方の旧店舗兼住宅が全焼、家族5人が犠牲となった火災では、2階で寝ていたとみられる田中さんの妻、道代さん(60)と長女の千華さん(30)、孫で小学4年の妃那(ひな)さん(9)の死因は一酸化炭素中毒と判明している。住宅火災では煙は大きな脅威。専門家は、冷静に対応して煙を避けて逃げることや火災の早期発見、早期避難が重要と指摘する。 (斎藤有美)

                   

 「最近の住宅は気密性が高く、有毒ガスがたまりやすい。1階が火元になると、階段が煙突の役割を果たしてしまう」

 県防災館(宇都宮市中里町)で解説員も務める大門牧夫館長(61)は、住宅火災での煙の脅威を、こう指摘する。煙のスピードは水平方向に移動するときは人間の歩く速さと同じ程度だが、上昇するときは歩く速さの3~5倍にもなるといい、「2階部分には熱のある煙が充満する」。

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