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高齢者向けドライブレコーダー5000台、無料で貸与 損保ジャパン日本興亜、安全運転を支援 

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高齢者向けドライブレコーダー5000台、無料で貸与 損保ジャパン日本興亜、安全運転を支援 

 損害保険ジャパン日本興亜が、自社の自動車保険に加入する65歳以上の高齢者向けに新しい専用のドライブレコーダーを無料で貸し出すサービスを開始することが11日、わかった。契約者にドライブレコーダーを無料で貸与するのは損保業界初の取り組み。自動車事故率が高く、今後も増加が予想される高齢者ドライバーを対象に安全運転を支援し、高齢者の契約率の増加を狙う。

 ドライブレコーダーは、4月から半年間、5千台を貸し出す。3月に受け付けを始める。衝突の危険があると判断したら注意を促す警告音を出し、事故を起こしたときには緊急メールを家族のメールアドレスに送信する。走行データを分析した運転診断リポートを郵送するサービスも行う。

 内閣府の平成27年交通白書によると、人口100万人あたりでみた自動車乗車中の交通事故死者数は、65歳以上は18・8人で、免許を持つ世代で最も少なかった30~39歳の6・7人の3倍近い。

 事故件数全体は減少傾向にある中、高齢者の事故に伴う保険金支払いは増加傾向にあり、今後増加が予想される高齢者ドライバーへの安全運転支援は損保各社の課題となっていた。

 スマートフォン用の無料アプリを使った同様のサービスもあるが、運転のたびにスマホを設定しなければならない問題がある。あらかじめ自動車に設置するドライブレコーダーならば設定の手間が省け、高齢者でも使いやすいという。

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