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【衝撃事件の核心】公安警察vs革マル派 暗闘の果て…ついに議長の本名が割れた

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【衝撃事件の核心】
公安警察vs革マル派 暗闘の果て…ついに議長の本名が割れた

革マル派拠点「解放社」の捜索に入る警視庁と神奈川県警の捜査員=1月17日、東京都新宿区 革マル派拠点「解放社」の捜索に入る警視庁と神奈川県警の捜査員=1月17日、東京都新宿区

 警察当局が革マル派議長の「本名」を突き止めた-。一見しただけでは地味なニュースだが、公安関係者は色めき立った。革マル派は「身内相手にもペンネームを使う」とされるほど活動の秘匿性が高く、内情が外部に知れることはほとんどない。本名を「割り付けた(判明させた)」だけでも大きな意味を持つ。いまだ隠然と5500人(警察庁発表)の勢力を保つ革マル派。最高幹部の実像を警察の地道な捜査がたぐり寄せた。

捜索22時間…警察当局執念の捜索

 平年よりやや暖かい気候となった1月10日朝の都内。葛飾区の集合住宅の一室に警察官が踏み込んだ。内部にいたのは複数の女性。総じて泡を食った表情を浮かべたという。部屋の様子から“通常の住宅”でないことは一目瞭然だった。

 警視庁と神奈川県警の捜査員はこの日、有印私文書偽造・同行使容疑で、革マル派非公然部隊「情報調査部」(INF)のアジトである葛飾区の集合住宅と、植田琢磨(うえだ・たくま)議長(70)が住民登録している神奈川県の集合住宅を家宅捜索した。

 捜索容疑は平成24年3月、アジトとして使っていた荒川区西尾久の部屋の賃貸契約を更新する際、革マル派の60代の男性幹部が偽名で賃貸契約書を作成し、不動産会社に提出したとしている。家宅捜索は異例の22時間。実態解明に向けた警察当局の並々ならぬ意気込みが伺える。

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