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文科省、人事案を誤送信 全職員に一斉メール

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文科省、人事案を誤送信 全職員に一斉メール

 文部科学省で今月初旬、人事課内でやり取りする複数の幹部職員の異動案などが、同省内の全職員に一斉メールで誤送信されていたことが9日、同省への取材で分かった。今年から新しいメールシステムに切り替わり、人事課職員が送信手続きを誤ったのが原因とみられる。中央省庁で秘匿性の高い情報の一つである異動情報が誤送信されるのは異例で、人事課は「異動情報の取り扱いを含め再発防止の徹底を図りたい」と話している。

 誤送信された幹部人事の異動は今月中旬の予定とされ、大臣官房▽初等中等教育局▽高等教育局▽文化庁-などの職員が対象となっていた。重要度の高さを示す「厳秘」の印も明記され、対象ポストには異動予定者以外に複数の候補者も「別案」として記載されるなどしていた。

 異動案作成の参考資料とみられる過去の異動資料も併せて誤送信され、中には検討段階で見送られた「没案」も含まれていた。職員の昇級を求めたり、異動に際して体調への配慮を求めたりする留意事項もあった。誤送信されたメールは、送信した人事課職員が直後に気付き、削除を依頼する一斉メールを出した。

 文科省幹部は「メールシステムの切り替えが誤送信の原因とはいえ、異動案などの重要情報は人事課内でのやり取りであっても、メールで送受信すべきではない」と話している。

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