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豊洲市場 地下空洞の排水始まる

排水のためのパイプやホースが設置された豊洲市場の地下空間=12日、東京都江東区(東京都提供) 排水のためのパイプやホースが設置された豊洲市場の地下空間=12日、東京都江東区(東京都提供)

 築地市場(東京都中央区)の移転先となる豊洲市場(江東区)で、都は13日、主要施設4棟の地下空洞にたまる水をポンプで排水する作業を始めた。床上の排水は2、3週間程度、床下の厚さ約50センチの砕石層から水を抜き出すには3カ月程度かかる見通し。

 都は施設下に土壌汚染対策の盛り土をせずに地下空洞を設置し、地下水が入り込んでいた。青果、水産卸売場など4棟の地下空洞の水深は2~20センチ。水素イオン濃度(pH)が下水の基準を超えアルカリ性が強いため、薬品で中和し下水道に流すとし、排水処理装置を報道陣に公開した。

 青果棟の地下空洞で大気中から国の指針値を超える水銀が検出される状況が続き、外部有識者の都の専門家会議はたまり水に含まれる微量の水銀が気化し、密閉空間で数値が上がった可能性が高いと判断。排水後、さらに検証を続ける。

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