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【福岡タクシー病院突入】タクシー暴走事故 運転席のマットが二重 ずれてアクセルが押された可能性

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【福岡タクシー病院突入】
タクシー暴走事故 運転席のマットが二重 ずれてアクセルが押された可能性

病院にタクシーが突っ込んだ現場を調べる捜査員=3日午後8時12分、福岡市博多区 病院にタクシーが突っ込んだ現場を調べる捜査員=3日午後8時12分、福岡市博多区

 福岡市博多区の原三信病院にタクシーが突っ込み3人が死亡、7人が負傷した事故で、事故車両の運転席で足下のフロアマットが二重に敷かれていたことが9日、捜査関係者への取材で分かった。福岡県警は、上部のマットがずれてアクセルペダルを押さえ込む形となった結果、タクシーが暴走した可能性もあるとみて慎重に捜査している。

 これまでの県警の調べに、運転手の松岡龍生容疑者(64)=自動車運転処罰法違反容疑で逮捕=は「ブレーキが利かず、途中の一時停止標識も止まれなかった」などと供述。約350メートルを直進し、その後に急加速した様子が目撃されており、現場にブレーキ痕もなかった。

 捜査関係者によると、タクシーの運転席の足下には、備え付けのマットの上に別のマットが重ねて敷かれていた。2枚はメーカーの純正品と市販の社外品で、上に敷かれたマットは特に固定されていなかったという。

 事故を起こしたタクシーは平成22年6月製のトヨタ「プリウス」で、今年6月の車検に合格し、3カ月に1度の定期点検でも「異常なし」と判断されていた。

 事故車両には事故発生時から5秒程度さかのぼってアクセルやブレーキ操作の状況が記録される「イベントデータレコーダー」(EDR)が搭載されており、県警はEDRを解析し、車両に不具合がなかったかも含めて事故直前の車の挙動を調べる方針だ。

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