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【原発避難先いじめ】「担任は親しみを込めて『菌』とつけて呼んだ」 保護者向け説明会で新潟市教委

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【原発避難先いじめ】
「担任は親しみを込めて『菌』とつけて呼んだ」 保護者向け説明会で新潟市教委

 いじめの被害を相談した40代の男性担任教諭からも「菌(キン)」と付けて名前を呼ばれ、通学できなくなった4年の男子児童が在籍する新潟市の小学校は6日夜、保護者向けの説明会を同校で開いた。

 男児は東京電力福島第1原発事故の影響で福島県から同市に家族と自主避難している。同市教育委員会によると、男児は6月に「同級生から黴菌(ばいきん)扱いをされて嫌だ」と相談していたが、11月22日に担任から「○○菌さん」と声を掛けられたことにショックを受け、24日から欠席を続けている。

 説明会は午後6時半から全児童約400人の保護者、小4の児童七十数人の保護者だけの2回に分けて非公開で行われた。

 保護者によると、学校側は「男児が1日も早く学校に来られるようにしたい」とした上で、市教委などとの連携不足と対応の遅れが今回の事態を招いたと釈明。「担任は親しみを込めた感じで『キン』とつけて呼んだ」と説明し、保護者からは「真実が知りたい」との声が上がったという。

 説明会後、2年生の母親は「6月に男児が担任に相談した時点で解決してほしかった。今後きちんと対応してほしい」と話した。

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