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【原発避難先いじめ】市教委内部検証 両親「校内体制など点検を」 横浜

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【原発避難先いじめ】
市教委内部検証 両親「校内体制など点検を」 横浜

 東京電力福島第1原発事故で福島県から横浜市に自主避難した同市立中1年の男子生徒がいじめを受けていたのに、学校や市教育委員会が適切に対応していなかった問題で1日、男子生徒の両親らが市教委の担当者と面談した。両親は、今後予定されている市教委の内部検証時に「重大事案に対する管理職の対応と校内体制」が適正だったかなど4つの視点を盛り込むよう申し入れた。

 両親が内部検証の視点として申し入れたのは、校内体制のほか、「子供たちの不安やいじめなどを見逃さないために求められる教員の姿勢」「学校教育事務所の対応」「学校、教育委員会の『いじめ』の定義への理解」の4点。市教委によると、両親からは「市教委の組織連携も必要だが、教員が子供たちと上手にコミュニケーションをとれるかを重要視してほしいと要望があった」と説明した。

 また、子供がつらい思いをしたことに関し、市教委担当者は「申し訳なかった」と謝罪したと述べた。面談後に両親は「なぜ適切な対応がされなかったのか、不明瞭な点が多すぎます。いじめ被害に苦しむ全ての児童のために徹底的な検証を強く求めます」とコメントした。

 一方、市教委は年内に終えたいとしていた内部検証が、年度内の完了にずれこむ可能性を示唆した。

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