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【激震・朴政権】与党は朴槿恵氏の「来年4月退陣、6月末の大統領選」求め、野党は弾劾に固執

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【激震・朴政権】
与党は朴槿恵氏の「来年4月退陣、6月末の大統領選」求め、野党は弾劾に固執

韓国国会で会合する野党3党の代表者=ソウル(聯合=共同) 韓国国会で会合する野党3党の代表者=ソウル(聯合=共同)

 【ソウル=桜井紀雄】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の友人、崔順実(チェ・スンシル)被告の国政介入事件を受け、朴氏が進退を国会の決定に委ねると表明したのに対し、与党「セヌリ党」は1日、議員総会を開き、朴氏の「来年4月末退陣、6月末の大統領選」を求める方針で一致した。韓国メディアが報じた。

 同党内で朴氏と距離を置く非主流派の金武星(キム・ムソン)前代表も同日、「来年4月末の大統領の退陣が決まれば、弾劾に行かない」と述べ、弾劾に傾いた政局の流れに影響を与えそうだ。

 金氏が1日、最大野党「共に民主党」の秋美愛(チュ・ミエ)代表とソウル市内で会談後、記者団に明らかにした。一方で、金氏は「与野党合意で4月30日の退陣が受け入れられず、合意がまとまらなければ、弾劾に賛同するしかない」とも述べた。

 「4月末退陣」を主張した金氏に対して、秋氏は「来年1月末には退陣しなければならない」と弾劾を進める方針に変わりがないことを強調し、協議は平行線をたどったもようだ。

 朴氏の事実上の辞意表明後も、野党3党はセヌリ党との協議を拒否し、2日の弾劾訴追案の採決を目指していた。ただ、可決には与党側からも28人以上が賛成に回る必要がある。可決の鍵を握る金氏ら与党非主流派は「まずは与野党が協議すべきだ」との立場で、弾劾をめぐる動きは、国会会期末の9日までもつれ込む見通しだ。

 共に民主党は1日、第2野党「国民の党」に2日の採決に向け、1日の国会発議を打診したが、国民の党は反対した。同党は「可決が目的であり、発議が目的ではない」とし、与党非主流派の動向を見極める方針だ。

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