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埼玉県警元警官 強盗殺人初公判「警察官の立場や職務上知り得た情報を悪用した」と検察指摘

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埼玉県警元警官 強盗殺人初公判「警察官の立場や職務上知り得た情報を悪用した」と検察指摘

 平成27年9月、埼玉県朝霞市の無職、寺尾俊治さん=当時(58)=が自宅で殺害された事件で、強盗殺人などの罪に問われた元県警浦和署巡査部長、中野翔太被告(33)=懲戒免職=の裁判員裁判初公判が28日、さいたま地裁(佐々木直人裁判長)で開かれ、中野被告は「殺害して現金を取ろうとしたのではない」と殺意を否認した。

 冒頭陳述で検察側は「警察官の立場や職務上知り得た情報を悪用した。犯行を隠すには寺尾さんを殺すしかない状況だった」と指摘。中野被告は「ロープで首を絞めたのは間違いないが、大声を止めようとしただけ」と主張、弁護側は傷害致死と窃盗が相当とした。

 起訴状などによると、中野被告は27年9月3日午後、無施錠の掃き出し窓から寺尾さん方に侵入。寺尾さんの首を縄のようなもので絞めて窒息死させ、現金約121万6千円と記念硬貨123枚(64万7500円相当)を奪ったなどとしている。

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