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「教育の一環」住職が修行の少年たたく 児相が保護

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「教育の一環」住職が修行の少年たたく 児相が保護

 東京都檜原村の天光寺の高尾聖賢(たかお・せいけん)住職(65)は20日、記者会見を開き、修行に来ていた中学3年の男子生徒(15)を10月下旬ごろに布団たたきの棒でたたいたことを明らかにした。その後、児童相談所が寺に立ち入り、少年を保護していた。

 一部報道で暴行の疑いと指摘されたことを受けて会見した。高尾住職は「火災の恐れのある布団置き場からたばこの臭いがしたのでたたいた。少年は過去にも自転車を盗むなどの問題行動を繰り返していた。教育の一環であり、暴行ではない」と説明した。

 会見した高尾住職と弁護士によると、少年は父親の要望で7月ごろ寺に入り、他の体験修行者に滝行の指導をしたり、読経したりしていた。

 一方、警視庁五日市署などによると、寺で体験修行を受けた30代の男性が、高尾住職に暴行されたとして被害届を出していた。高尾住職は男性について「暴行していない」と否定した。

 天光寺は、約10年前から体験修行として有料で希望者や企業の研修を受け入れているほか、不登校などの問題を抱える少年らを預かっていた。年間約5千人が参加しているという。

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