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相次ぐ高齢運転事故、なぜ防げなかった… 集団登校中の児童の列に軽トラック 横浜

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相次ぐ高齢運転事故、なぜ防げなかった… 集団登校中の児童の列に軽トラック 横浜

事故現場付近には田代優くんを悼む供え物が手向けられていた=10月28日夜 事故現場付近には田代優くんを悼む供え物が手向けられていた=10月28日夜

 だが、今回の事故は防ぐことができなかった。同課は「自主返納の呼びかけを引き続き推進していきたい」としている。

 ◆認知症の有無鑑定

 県警は今月6日、事故現場付近を通行止めにし、合田容疑者を立ち会わせて実況見分したが、事故の状況をほとんど覚えていなかったという。

 合田容疑者は「事故前日の朝、ごみを捨てるために外出した」と供述。その後、県内外の高速道路を走行し、ガソリンスタンドで給油もしたが、翌日に事故が起きるまでの記憶はほとんどない。「コンビニで買い物をした」とも供述したが、確認できなかった。

 横浜地検は約3カ月間に及ぶ鑑定留置で、認知症の有無について調べるとともに、長時間の運転で運動能力や判断力などが低下していた可能性も視野に入れて、事故前後の精神状態を鑑定し、刑事責任能力を判断する方針だ。

                   

【用語解説】鑑定留置

 容疑者や被告の心身の状態を専門家が鑑定するために、刑事訴訟法に基づいて病院などに留置する処分。勾留中の容疑者の場合、鑑定中は勾留の執行が停止される。善悪の判断ができないなど、刑事責任能力に問題があると認定された場合、無罪や刑の軽減が、刑法には規定されている。

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