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相次ぐ高齢運転事故、なぜ防げなかった… 集団登校中の児童の列に軽トラック 横浜

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相次ぐ高齢運転事故、なぜ防げなかった… 集団登校中の児童の列に軽トラック 横浜

事故現場付近には田代優くんを悼む供え物が手向けられていた=10月28日夜 事故現場付近には田代優くんを悼む供え物が手向けられていた=10月28日夜

 事故後、現場近くの路面には、「歩行者注意」という表示が新たに施された。

 ◆自主返納増加も…

 全国的にも、交通事故総数は年々減少する一方、高齢ドライバーによる事故の割合は増加傾向が続いている。2200万人もの団塊の世代が70代後半にさしかかる37(2025)年を前に、社会全体での対策が急務となっている。

 警察庁によると、65歳以上の運転免許保有者数は過去10年間で約730万人増加。昨年末で約1710万人に上っている。県内では、18年末時点で約56万人だったが、今年10月末までにほぼ倍増の約101万人に達した。

 高齢ドライバーの事故の予防策として、来年3月から導入されるのが、臨時の認知機能検査。検査で「認知症の恐れ」と判定された75歳以上の運転者全員に医師の診断が義務付けられ、認知症と診断されれば、免許停止か取り消しとなる。

 一方、県警免許課によると、県内の年間の自主返納申請者は増加傾向にある。今年は10月末時点でおよそ2万人で、20年末と比べて20倍近くに増えた。

 返納後に交付申請できる「運転経歴証明書」は、身分証明書として代用できるほか、提示すると各種商品の割引などのサービスが受けられることが、後押ししているとみられる。

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