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スピード違反男性に「無罪」判決 さいたま地裁、測定の正確さに疑義

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スピード違反男性に「無罪」判決 さいたま地裁、測定の正確さに疑義

 乗用車で走行中にスピード違反をしたとして道路交通法違反罪に問われた横浜市の会社員男性(21)の裁判で、さいたま地裁が「取り締まりが誤りなく行われたかを確認できない」として無罪(求刑罰金6万円)を言い渡していたことが17日、同裁判所への取材で分かった。

 起訴状などによると、男性は平成27年5月17日午前7時半ごろ、久喜市で最高速度50キロの県道を80キロで走行したとしている。

 公判で弁護側は「警察官は男性を追い抜いた別の車の速度を測定した」と無罪を主張。判決で加藤雅寛裁判官は「警察官は取り締まり時の具体的な記憶がほとんどない」と指摘し、「誤認や判断ミスなどの誤りが生じる危険性は否定できず、誤りなく行われたか確認できない。検察官の立証は不十分」と判断した。

 さいたま地検の葛西敬一次席検事は「判決内容を精査した上で適切に対処したい」とコメントした。

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