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【激震・朴政権】サムスン強制捜査で、次はどの企業? 波及におびえる韓国財界 経済低迷に追い打ちかけた「朴槿恵リスク」

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【激震・朴政権】
サムスン強制捜査で、次はどの企業? 波及におびえる韓国財界 経済低迷に追い打ちかけた「朴槿恵リスク」

サムスン電子の強制捜査で押収した証拠物を運ぶ捜査官ら=8日、ソウル(ロイター) サムスン電子の強制捜査で押収した証拠物を運ぶ捜査官ら=8日、ソウル(ロイター)

 【ソウル=桜井紀雄】韓国の朴槿恵大統領の友人、崔順実容疑者の国政介入疑惑で検察が8日、サムスン電子を強制捜査したことは韓国財界に衝撃を与えている。韓国を代表する財閥企業は、崔容疑者が実質支配した財団へそろって出資していただけに「次はどの社が捜査対象になるか」との懸念が広がっている。経済が低迷するなか、大統領が発端の最大級の“政治リスク”に見舞われている。

 「非常に悪い経済状況を回復するためにも国会が積極的に取り組むことをお願いしたい」。朴氏は8日、丁世均(チョン・セギュン)国会議長との会談でこう要請した。だが、いまや朴氏自身が絡む疑惑が韓国経済の最大の足かせの一つとなっている。

 財界を戦々恐々とさせる「手帳」がある。崔容疑者が私物化したとされる2つの財団への出資を強要した疑いで逮捕された前大統領府首席秘書官の安鍾範(アン・ジョンボム)容疑者が検察に提出したものだ。財団設立前の昨年7月に財閥首脳を大統領府に招き出資を求めた過程が克明に記されているとされる。

 韓国メディアによると、朴氏はサムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長や韓国ロッテグループの重光昭夫(韓国名・辛東彬(シン・ドンビン))会長ら7人と個別にも面会。最終的に774億ウォン(約71億円)が集まり、サムスンは最も多い204億ウォンを提供した。

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