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木村剛元会長に2審も賠償命令 日本振興銀破綻巡り5億円

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木村剛元会長に2審も賠償命令 日本振興銀破綻巡り5億円

木村剛氏(栗橋隆悦撮影) 木村剛氏(栗橋隆悦撮影)

 経営破綻した日本振興銀行から損害賠償請求権を譲り受けた整理回収機構(RCC)が、振興銀元会長の木村剛氏(54)に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は19日、請求通り5億円の支払いを命じた1審東京地裁判決を支持し、木村氏側の控訴を棄却した。

 RCCは振興銀が平成22年3月、中小企業保証機構に融資した約10億円が全額回収不能になったのは木村氏の責任だと訴えていた。高裁の水野邦夫裁判長は「融資決議の時点で木村氏は機構に債務返済能力がないことを認識していた」と指摘した。

 判決によると、木村氏ら当時の役員は22年3月の取締役会で、保証機構が大幅な債務超過に陥っていたのに85億円の融資を決定。機構は約7カ月後に経営破綻した。

 RCCは判決について「高く評価したい」とのコメントを出した。

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