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7月の参院選「違憲状態」、3件目 1票の格差訴訟、高裁秋田支部

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7月の参院選「違憲状態」、3件目 1票の格差訴訟、高裁秋田支部

 「1票の格差」が最大3・08倍だった7月の参院選は、選挙権の平等を定めた憲法に違反するとして、秋田県の有権者が選挙無効を求めた訴訟の判決で、仙台高裁秋田支部は19日、「違憲状態」と判断した。請求は棄却した。全国14の高裁・高裁支部に起こした一連の訴訟で6件目の判決。うち違憲状態は3件目。原告側は上告する方針。

 判決理由で山田和則裁判長は、投票価値の不平等が解消されていないとする一方、合区導入の取り組みなどを理由に「憲法に違反するに至っていたとは言えない」と指摘した。

 7月の参院選は「鳥取・島根」「徳島・高知」の合区導入で、議員1人当たりの有権者数の最大格差が平成25年の4・77倍から3・08倍に縮小し、国会の是正措置を司法がどう判断するかが焦点だった。

 判決によると、議員1人当たりの有権者数が最少の福井選挙区と、原告が住む秋田選挙区との格差は1・37倍だった。

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