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化血研、不正製造を否定 厚労省に報告・弁明書提出

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化血研、不正製造を否定 厚労省に報告・弁明書提出

 国の承認とは違う方法で日本脳炎ワクチンを不正製造していたとして厚生労働省が行政処分した化学及血清療法研究所(化血研、熊本市)は18日、不正製造を否定する報告書と弁明書を同省に提出したと発表した。化血研は業務改善命令を行わないよう求めている。

 ワクチンの原材料を製造する工程で、ウイルスの毒性などを失わせる「不活化処理」を行わなかったとの厚労省の指摘に関し、化血研は「(国が認めた)承認書は、不活化処理をしないやり方を認めていると解釈している」と主張した。

 これに対し、塩崎恭久厚労相は「(製造)許可取り消し相当だと申し上げている。問題を忘れてはならない。弁明書の内容をしっかりと精査してまいりたい」と述べた。化血研をめぐっては、約40年前から血液製剤などで不正製造を行い、今年1月に110日間の業務停止命令を受けている。厚労省は今月4日に抜き打ち検査の結果、日本脳炎ワクチンの不正製造があったと発表。医薬品医療機器法(旧薬事法)に基づく業務改善命令に向け、根本的な原因の究明や報告を求める命令を出していた。

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