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【阿蘇山噴火】前日からマグマ流動示す微動 気象庁、前兆あっても「予測は困難」 噴出物を分析へ 

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【阿蘇山噴火】
前日からマグマ流動示す微動 気象庁、前兆あっても「予測は困難」 噴出物を分析へ 

 阿蘇山中岳の噴火で火山灰に覆われた、熊本地震で倒壊した阿蘇神社の楼門(左)や境内=8日午前9時28分、熊本県阿蘇市(ヘリから)  阿蘇山中岳の噴火で火山灰に覆われた、熊本地震で倒壊した阿蘇神社の楼門(左)や境内=8日午前9時28分、熊本県阿蘇市(ヘリから)

 阿蘇山の爆発的噴火では、地下でマグマが動いたことを示す前兆が観測されていた。マグマの動きが爆発の要因とみられるが、気象庁は今後、噴出物を調べてメカニズムを分析する。

 阿蘇山のマグマだまりは火口西側の景勝地「草千里」の地下4~12キロにあり、ここから火口直下へ続くマグマの通り道(火道)で爆発が起きたとみられる。過去にはマグマが直接噴出する「マグマ噴火」やマグマが地下水と接触することで起きる「マグマ水蒸気爆発」などが起きたが、どのタイプかは噴出物を調べないと断定できない。

 ただ、マグマの流動を示す動きは前日からあった。福岡管区気象台によると、阿蘇山では7日昼ごろからマグマの動きに伴うとみられる火山性微動が続いた。午後10時ごろには大きい揺れとなったが、噴火15分前の8日午前1時半ごろ、急速に小さくなった。気象庁は「ここで火道が閉じ、圧力が高まった」とみる。

 また、8日午前0時ごろから、マグマ上昇の可能性を示すわずかな山体の隆起も観測された。こうした前兆について同気象台は「どの程度の噴火が起きるのか予測するのは難しい」と説明した。

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