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【築地移転延期】建設費また増大か 3926億円から2千億円近く増加 小池百合子知事「坪単価が美術館並み」

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【築地移転延期】
建設費また増大か 3926億円から2千億円近く増加 小池百合子知事「坪単価が美術館並み」

記者会見する東京都の小池百合子知事。豊洲市場の建物下に盛り土がなかった問題の検証報告書を公表した=30日午後、東京都庁 記者会見する東京都の小池百合子知事。豊洲市場の建物下に盛り土がなかった問題の検証報告書を公表した=30日午後、東京都庁

 豊洲市場の総事業費は平成28年3月時点で5884億円に上り、着工前の3926億円から2千億円近く膨らんでいる。

 都によると、総事業費のうち建設費は23年2月が990億円だったが、28年3月は2747億円と3倍近くまで伸び、総事業費の半分近くを占める。盛り土など大がかりな工事が注目された土壌汚染対策費は858億円で、建設費の膨張ぶりが際立つ。

 小池百合子知事は「坪単価が美術館並みに高い」と指摘し、「3倍近い増大は都民に説明する必要がある。その理由を私も知りたい」と疑問を呈す。

 都は要因に人件費や資材費の高騰のほか、液状化対策や駐車場の整備など新たな工事が追加されたことを挙げるが、それでも説明が十分とは言えない状況だ。

 その中で不透明な入札が費用増大につながったとの指摘もある。

 主要3施設は、25年11月の1回目の入札が不調に終わった。予定価格は、青果棟159億8951万円▽水産卸売場棟208億932万円▽水産仲卸売場棟260億434万円。しかし、26年2月に行われた再入札では予定価格の総額が1回目より約407億円増えたにもかかわらず、いずれも予定価格の99・95~99・79%の高率で落札された。

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