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【横浜患者殺害】連続殺人の可能性 混入タイミング、動機…多い謎 専門家「病院に不満の内部犯も」

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【横浜患者殺害】
連続殺人の可能性 混入タイミング、動機…多い謎 専門家「病院に不満の内部犯も」

2人目の中毒死が判明した大口病院は、人の出入りもほとんどなく、ひっそりと静まりかえっていた=26日夜、横浜市神奈川区(丸山汎撮影) 2人目の中毒死が判明した大口病院は、人の出入りもほとんどなく、ひっそりと静まりかえっていた=26日夜、横浜市神奈川区(丸山汎撮影)

 既に殺害されたことが明らかとなっている八巻信雄さんに加え、別の男性患者1人の体内からも異物が検出され、連続殺人と断定された大口病院の中毒死事件。犯人は点滴袋に注射器で異物を混入させた可能性があることなどから、一定の医療知識がある人物による犯行の疑いも指摘されている。

 神奈川県警神奈川署捜査本部によると、八巻さんは19日午後10時ごろ、担当の女性看護師が点滴を交換し、20日午前4時ごろに体調が急変。同5時前に死亡が確認された。

 点滴は通常は翌朝までの1日分をナースステーションに運んでいるが、17日から3連休だったため、17日午前に3日分を一括して搬入。捜査本部は、搬入から死亡までの3日間に異物が混入された可能性が高いとみている。

 捜査関係者によると、3日間の当直人数は延べ10人。しかし、ステーションは無施錠で、「(誰でも点滴袋を)触ろうと思えば触れる状態だった」(捜査関係者)という。

 動機も謎だ。点滴には患者の氏名や使用予定の日時などが記載されたラベルが貼られていた。このため、犯人が八巻さんらに使われる点滴を狙った可能性もあるが、無差別に混入させた疑いも捨てきれない。ステーションに搬入後、使われずにいた点滴は約50個あり、捜査本部が鑑定を急いでいる。

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