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【化血研事業譲渡】塩崎恭久厚労相もついにブチ切れた 「胸に手を当てて考えろ!」 「患者の命」盾に存続を模索するあざとさ

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【化血研事業譲渡】
塩崎恭久厚労相もついにブチ切れた 「胸に手を当てて考えろ!」 「患者の命」盾に存続を模索するあざとさ

事業譲渡問題で揺れる化学及血清療法研究所 事業譲渡問題で揺れる化学及血清療法研究所

会合翌日に検査

 関係者によると、事の発端は今月5日。

 化血研側は不正製造問題を受け、製薬大手のアステラス製薬と、ワクチンや血液製剤の事業譲渡交渉を続けてきた。この日は都内で、厚労省と化血研担当者が会合を持った。進捗状況などの確認で行われたものだが、その場で化血研側が「事業継続を目指したい」との意向を厚労省幹部に伝えたという。

 厚労省は塩崎氏の発言にとどまらず、すぐさま手を打った。

 閣議後会見が行われたのと同じ6日。化血研本社に、厚労省担当者数人が訪れ、医薬品医療機器法に基づく「抜き打ち」の立ち入り検査を実施したのだ。

 そもそも、この抜き打ち検査は化血研の不正製造問題で「事前通告して立ち入りを行っていたことが不正を見過ごす原因となった」と指摘され、厚労省が新たに運用を始めたもの。厚労省は抜き打ち検査について「会合内容とは無関係」(同省担当者)とするが、額面通り受け止める人は少ない。

 ある製薬業界関係者は「『わかってるのか』という厚労省の“意趣返し”だろう。化血研としては熊本地震で設備が損傷し、資産算定などが難航したこともあるが、『血液製剤などを安定供給できるのはウチだけ』というプライドが、また顔をのぞかせているのかもしれない」と推測する。

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