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巨大台風、首都圏直撃で避難できるのか 三大都市圏での広域避難の検討が内閣府で始まる 専門家「避難のあり方変えるべき」

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巨大台風、首都圏直撃で避難できるのか 三大都市圏での広域避難の検討が内閣府で始まる 専門家「避難のあり方変えるべき」

 強い勢力の台風が日本列島に上陸するケースが相次いでいる。8月30日に岩手県などを襲った台風10号は「非常に強い」台風に成長、一時は首都圏への直撃も危惧された。巨大台風が直撃すれば首都圏はどうなるのか。東京都江戸川区などは計約260万人の避難を想定するが、「途方もない課題」(多田正見同区長)というのが実態。内閣府では9月から、三大都市圏の広域避難について検討が始まった。(市岡豊大)

 ■近隣との連携必要

 「『(広域避難を)やりますか、やりませんか』という検討を朝晩の会議で繰り返した。想定された勢力で直撃となれば当然、やる状況だった」

 江戸川区の高橋博幸防災危機管理課長(55)は台風10号が東日本へ近づいていた当時を振り返る。東京の江東5区(江戸川、江東、墨田、葛飾、足立)では大規模な避難に備え、8月24日に対応方針をまとめたばかりで、連携して対応する初のケースとなった。

 想定では、戦後最大の被害をもたらした伊勢湾台風級の接近で河川の氾濫と高潮が同時発生し、全域が浸水。水害発生の3日前には共同で検討を始め、1日前には「広域避難勧告」の発表を目指す。

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