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もんじゅ廃炉含め、21日に方針確認 核燃サイクルや日米関係に大きな影響

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もんじゅ廃炉含め、21日に方針確認 核燃サイクルや日米関係に大きな影響

 核燃料サイクルの中核を担う高速増殖炉原型炉「もんじゅ」(福井県)について、廃炉を含めた抜本的な在り方の見直しに関し、21日の関係閣僚会議で政府方針が確認される。もんじゅを廃炉にしたまま高速増殖炉の道筋が描けなければ、サイクルの見直しや日米原子力協定の更新問題など影響が大きい。日本の原子力政策は重大な岐路に立たされている。

   ■維持費は年200億円

 発電しながら消費した以上の燃料を生み出す「夢の原子炉」-。そう期待されてきたもんじゅは初臨界を達成した平成6年4月以降、真っ当な成果はない。

 7年にナトリウム漏れ事故を起こして停止。22年5月、14年半ぶりに運転を再開したものの、その3カ月後に燃料交換用の機器を炉心に落とし、止まったままだ。20年超が経過して運転実績は250日間、毎年維持費で200億円かかる。

 26年4月に閣議決定されたエネルギー基本計画は、もんじゅを核のごみ(高レベル放射性廃棄物)を低減する「国際的な研究拠点」と位置付けており、「国の責任の下、十分な対応を進める」と記載している。

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