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精神指定医、100人が資格不正取得か 相模原事件判断の医師も

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精神指定医、100人が資格不正取得か 相模原事件判断の医師も

 精神疾患の患者の強制入院の要否などを判断する「精神保健指定医」の資格を不正に取得していた疑いがあるとして、厚生労働省が精神科医約100人から聴聞を行っていることが2日、分かった。この中には、相模原市の障害者施設で19人が刺殺された事件で殺人容疑で逮捕された植松聖容疑者(26)の措置入院に関わっていた医師も含まれる。厚労省は10月にも審議会を開き、資格取り消しなどの処分を決める。

 不正が疑われているのは、資格取得に必要なリポートに、診察していない患者の症例を提出するなどした精神科医やその指導医ら。相模原の事件では植松容疑者の措置入院をめぐり指定医4人が判断に関わったが、このうちの1人にも不正取得の疑いがある。厚労省の検討会はこれまで、植松容疑者の措置入院から退院までの医師らの対応について「おおむね標準的な精神科救急の対応だった」としている。

 精神保健指定医をめぐっては昨年4月、聖マリアンナ医科大病院(川崎市宮前区)で複数の医師が同じ患者の症例を使い回すなど診察していない患者のリポートを提出して不正に資格を取得したことが発覚。厚労省は資格を虚偽申請した11人と指導医12人の計23人の資格を取り消している。

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