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【相模原19人刺殺】神奈川県警が被害者の氏名を公表せず、事実確認に“壁” 障害者団体は疑問視「逆に障害者差別では」

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【相模原19人刺殺】
神奈川県警が被害者の氏名を公表せず、事実確認に“壁” 障害者団体は疑問視「逆に障害者差別では」

献花台が設けられたくさんの人が花を手向けに訪れていた=29日午後、相模原市緑区(三尾郁恵撮影) 献花台が設けられたくさんの人が花を手向けに訪れていた=29日午後、相模原市緑区(三尾郁恵撮影)

 相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で入居者19人が刺殺された事件をめぐり、神奈川県警は障害者への配慮などを理由に被害者の実名公表を拒んだ。戦後最大級の犠牲者を出した殺人事件にも関わらず、「誰が亡くなったのか」という事実確認に障壁を設け、被害者の足跡や遺族の思いなどを世に伝える機会を奪った形だ。障害者団体は「逆に障害者への差別になっていないか」と批判、メディアの専門家も対応に疑問符を付けている。

被害者を記号化

 県警は26日の事件発生以降、被害者名を「A子さん19歳」「S男さん43歳」などと記号化して公表している。非公表の理由は「(現場が)障害者施設で障害者という条件のため。遺族による強い希望もあり、そのような判断をした」という。

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