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【甘利氏現金授受問題】甘利氏「不起訴相当」検察審査会が議決 秘書は一部「不起訴不当」

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【甘利氏現金授受問題】
甘利氏「不起訴相当」検察審査会が議決 秘書は一部「不起訴不当」

報道陣に囲まれる中、検察審査会の議決書を張り出す職員=29日、東京・霞が関(今仲信博撮影) 報道陣に囲まれる中、検察審査会の議決書を張り出す職員=29日、東京・霞が関(今仲信博撮影)

 甘利明前経済再生担当相(66)の現金授受問題をめぐり、あっせん利得処罰法違反罪などで刑事告発されていた甘利氏と元秘書の男性2人を不起訴とした東京地検特捜部の処分について、東京第4検察審査会は29日、甘利氏を「不起訴相当」と議決したことを明らかにした。元秘書2人は一部を「不起訴不当」とした。議決は20日付。

 元秘書2人については東京地検が再捜査するが、「起訴相当」でないため、再び不起訴とした場合は2回目の審査に進むことはない。

 請託を受け政治家の権限に基づく影響力を行使して公務員の職務上の行為をさせるよう斡旋(あっせん)したり、その報酬として財産上の利益を受けたりした場合に適用される同法について、議決では元秘書の行為を「請託を受けて、斡旋したことの報酬、謝礼として現金供与が行われたとみるのが自然だ」と指摘。再捜査の必要があると結論づけた。

 一方、甘利氏については「元秘書と共謀していたことを認め得る証拠はない」とした。

 特捜部は5月31日、道路新設工事の補償交渉をめぐり、甘利氏側が都市再生機構(UR)に不正な口利きをした事実はなかったと判断し、嫌疑不十分で甘利氏ら3人を不起訴処分にした。

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