産経ニュース

【ダッカ人質テロ】元外務省主任分析官で作家、佐藤優氏「宣戦布告なき第三次世界大戦が起きている」「過激派にすれば日本人は全て敵」

ニュース 社会

記事詳細

更新

【ダッカ人質テロ】
元外務省主任分析官で作家、佐藤優氏「宣戦布告なき第三次世界大戦が起きている」「過激派にすれば日本人は全て敵」

佐藤優氏 佐藤優氏

 宣戦布告なき第三次世界大戦が起きている。それは価値観の違いによる戦いだ。日本も欧米をはじめとする文明国側に入り、自由・人権、民主主義という共通の価値観で成り立つ陣営に加わっている。日本は直接的な軍事支援はしていないものの、人道支援を含めた兵站の支援はしている。イスラム過激派からすれば、日本人は全て敵になる。

 今回の人質事件で悪いのは言うまでもなくテロリストだ。その原則を間違えてはならない。安倍晋三政権が集団的自衛権の限定的な行使容認や安保法制を整備したから日本人が狙われるようになった、と短絡的に安倍政権を非難し、政争の具にしてはいけない。ためにする議論は間違っている。国民が一丸となってテロとの戦いを支持し、団結することこそが大切だ。

 日本政府は今回、間違った対応はしていないが、改善点が全くないということとは違う。対テロに特化した情報収集体制の構築が不可欠だ。警察の日本国外の活動を強化し、予算や人員確保、外務省との権限について、政治が調整すべきだ。

続きを読む

このニュースの写真

  • 元外務省主任分析官で作家、佐藤優氏「宣戦布告なき第三次世界大戦が起きている」「過激派にすれば日本人は全て敵」

「ニュース」のランキング