産経ニュース

ヤマト運輸社員自殺で提訴 遺族「長時間労働が原因」

ニュース 事件

記事詳細

更新


ヤマト運輸社員自殺で提訴 遺族「長時間労働が原因」

 ヤマト運輸(東京)の支店長だった仙台市の男性=当時(47)=が自殺したのは、長時間労働と上司のパワハラが原因だとして、妻と子供らが、会社と上司に計約8500万円の損害賠償を求める訴えを仙台地裁に起こしたことが20日、分かった。

 訴状によると男性は平成26年3月、仙台市内の支店に赴任。人員不足を訴えても補充は認められず、支店長でありながらドライバーとしても働き、月の時間外労働が100時間を超えた。さらに、上司に怒鳴られるなどのパワハラを頻繁に受けたとしている。男性は約3カ月後に練炭自殺しているのが見つかった。

 仙台労働基準監督署は「業務による強い心理的負荷によって発症したうつ病で自死に至った」と判断し、27年6月に労災と認定したという。遺族側は「会社側は、疲労や心理的負荷が過度に蓄積して労働者の心身の健康を損なわないよう注意する義務に違反した」と主張している。

「ニュース」のランキング