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「違約金を払え」「親に言うぞ」とAV出演を強要… 横行する悪質な勧誘や契約 業者の常套句は「誰にもばれない」

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「違約金を払え」「親に言うぞ」とAV出演を強要… 横行する悪質な勧誘や契約 業者の常套句は「誰にもばれない」

 アダルトビデオ(AV)をめぐっては、出演者への悪質な勧誘と契約が問題となっている。女性を支援する団体には、タレントとして所属したにもかかわらずAV出演を強要されたなどの被害相談が急増している。拒否した女性に対し、契約を盾に高額の違約金を請求する例もあり、業界関係者も「人権侵害とみられても仕方がないケースもある」と語る。

「違約金払え」と迫る

 《モデル数業界ナンバーワンは安心の証です》《やりたくないことがあるなら、それを事前に話し合い、お互いの了承の上で仕事を進めるものです》

 元社長らが摘発されたプロダクション「マークスジャパン」は、サイト上で「安心感」を強調する文言を並べ、AV出演者やモデルを募集していた。

 関係者によると、今回、警視庁に相談した女性はグラビアモデルとして平成21年に契約。ところがその後「AVの撮影をする」と告げられて、撮影現場に連れられた。女性は拒否したが契約を理由に「違約金を払え」「親に言うぞ」などと迫られ、数年間にわたり繰り返し出演せざるを得なかったという。

 捜査関係者は「家宅捜索時、関係者らは捜索を受けた理由についてピンときていなかったようだ」と明かす。警視庁は違法な撮影が業界内で常態化しているとみており、摘発を機に実態解明を目指す。

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