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【熊本地震1カ月】SNS諸刃の剣 安否確認、支援情報に活躍…デマ流れる負の側面も

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【熊本地震1カ月】
SNS諸刃の剣 安否確認、支援情報に活躍…デマ流れる負の側面も

地震で倒壊した熊本県益城町の家屋=5月12日(共同通信社ヘリから) 地震で倒壊した熊本県益城町の家屋=5月12日(共同通信社ヘリから)

 熊本地震では、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)が安否確認などで有効に使われた。災害時の情報ツールとして定着する一方で、デマ情報が飛び交うなど負の側面もあり、注意が必要だ。

 「大丈夫? 誰も電話がつながらない」。地震発生20分後、熊本県益城(ましき)町の自営業、森島範子さん(34)のスマートフォンに、鹿児島県内に住む父からLINEでメッセージが届いた。「大丈夫だよ」と返信。グループ機能で別々に住む家族と共有され、全員の無事が確認できた。

 大きな余震が続いたため、家族だけではなく親戚とのグループも新たに作成。道路断絶で孤立状態が続いたが、森島さんは「スマホだけが頼りだった。写真も共有でき、状況が分かって安心できた」と振り返る。

 ツイッターで発信を続ける熊本市の大西一史市長のフォロワーは約3万人から約7万人に倍増。大西市長は「市長には一番情報が集まるし、反応を見て必要な情報を出せる。市長からの情報はほぼ間違いないと思ってもらえるので有効活用できる」と話す。

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