産経ニュース

AIJ年金消失事件、元社長らの実刑確定へ 最高裁、上告棄却決定

ニュース 事件

記事詳細

更新


AIJ年金消失事件、元社長らの実刑確定へ 最高裁、上告棄却決定

 旧AIJ投資顧問の年金資産消失事件で、17の年金基金から計約248億円をだまし取ったとして詐欺と金融商品取引法違反(契約の偽計)の罪に問われ、1、2審で実刑判決を受けた同社元社長、浅川和彦被告(63)ら幹部3人について最高裁第1小法廷(山浦善樹裁判長)は、いずれの上告も棄却する決定をした。浅川被告を懲役15年、他の2人も実刑とし、3人に連帯して約157億円の追徴金を命じた2審東京高裁判決が確定する。決定は12日付。

 浅川被告は公判の途中で「だますつもりはなかった」と詐欺罪を否認したが、1審東京地裁は「虚偽の数値を示してファンドの買い付けを勧誘した厚顔無恥な犯行」と詐欺罪を認定。求刑通り懲役15年を言い渡し、他の2人も実刑とした。さらに3人への追徴金は計約157億円とし、AIJ子会社の預金計約5億6800万円の没収も命じた。2審も1審を支持し、それぞれの控訴を棄却した。

「ニュース」のランキング