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規制委が批判した原発記事 朝日が見解掲載

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規制委が批判した原発記事 朝日が見解掲載

 原子力規制委員会が、九州電力川内原発(鹿児島県)周辺に設置された放射性物質の観測装置の「整備が不十分」と報じた朝日新聞14日付朝刊の記事に対し「誤解を生ずる恐れがある」として謝罪や訂正記事を求めている問題で、朝日は17日付朝刊で、「(観測装置は)避難させる大切な指標となる」とした見解を掲載した。

 朝日の14日付記事は、川内原発周辺に設置された観測装置のうち、半数が「事故時の住民避難の判断に必要な放射線量を測れない」とした。しかし、規制委は「機能が違うだけ。低線量を測る装置と、高線量を測る装置を組み合わせて設置しており、避難判断のために全体をカバーしている。(朝日の記事は)立地自治体に無用な不安を与え、非常に犯罪的だ」と批判。朝日が謝罪や訂正記事を出さなければ今後の取材対応はしないとした。

 朝日の17日付記事では、「自治体の避難態勢が少しでも充実することを目指して掲載したもの」とした上で、高線量の装置が「配備されているかどうかに注目した」と説明している。

 朝日新聞広報部は産経新聞の取材に対し「当該記事については複数回、原子力規制庁幹部に取材を重ねた」とコメントした。

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