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宅配サイト「出前館」の創業者を相場操縦疑いで強制調査 証取監視委

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宅配サイト「出前館」の創業者を相場操縦疑いで強制調査 証取監視委

 ジャスダック上場で日本最大級の宅配サイト「出前館」を運営する「夢の街創造委員会」(大阪市中央区)の株価を意図的につり上げたり、固定したりした疑いがあるとして、証券取引等監視委員会が金融商品取引法違反(相場操縦)容疑で、同社創業者の男性(46)らの関係先を強制調査していたことが28日、証券市場関係者への取材で分かった。監視委は東京地検特捜部への刑事告発を視野に調査を進めている。

 証券市場関係者によると、創業者は夢の街創造委員会の特別顧問を務めていた平成25年ごろ、高値で大量の買い注文を出すなどして、株価を意図的につり上げた疑いが持たれている。

 創業者は、株式を担保に証券会社から買い付け代金を借りる信用取引を行っていたという。担保に入れた株式の株価が値下がりして担保価値が低下した場合、追加の保証金(追い証)を預け入れる必要があるが、創業者はこれを免れるため、証券会社の関係者と共謀し、取引時間の終了間際に直近より高値で取引を成立させる終値関与と呼ばれる手口などで株価を高値で固定した疑いもある。

 監視委は昨年2月、創業者らの関係先のほか、夢の街創造委員会の大阪本社と東京支社(当時)を強制調査。創業者らが高値で売り抜け、利益を得る目的で、株価をつり上げるなどしたとみて調査を進めている。

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