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【靖国爆発】意図と違う装置完成? 「爆発物」認定できず火薬類取締法を適用

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【靖国爆発】
意図と違う装置完成? 「爆発物」認定できず火薬類取締法を適用

靖国神社の爆発事件で、麹町警察署を出る全昶漢(チョン・チャンハン)容疑者 =12月09日、東京都千代田区(鴨川一也撮影) 靖国神社の爆発事件で、麹町警察署を出る全昶漢(チョン・チャンハン)容疑者 =12月09日、東京都千代田区(鴨川一也撮影)

 靖国神社の現場で見つかった不審物をめぐり、警視庁公安部は金属パイプに詰まった火薬の燃焼が起きたとし、火薬類取締法違反容疑を適用した。全昶漢容疑者が設置した装置が「爆発物」という認定は現段階でできず、より罪の重い爆発物取締罰則違反容疑の適用はいったん見送った。

 全容疑者は逮捕後の調べに「爆発物を仕掛けた」と供述。事件当時、現場では爆発音がして煙があがったとの目撃情報もあったが、現場検証で爆発の痕跡は確認されなかった。

 爆発音がしたトイレでは束ねた金属製パイプ4本のほか、電子式タイマー、乾電池などが散乱していた。

 その後の捜査で、パイプ内の火薬の質や分量などから威力のある爆発が起きなかったことが判明。全容疑者は爆発物という意図はあったが、作製した結果、装置は爆発力がない目的とは違う装置となった可能性がある。

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