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石巻に震災の教訓伝える施設完成 「がんばろう」の看板の隣に

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石巻に震災の教訓伝える施設完成 「がんばろう」の看板の隣に

「がんばろう!石巻」の看板と、完成した「南浜つなぐ館」(奥)=21日午後、宮城県石巻市

 東日本大震災で大きな被害に遭った宮城県石巻市で、犠牲者を追悼する場となっている看板「がんばろう!石巻」の隣接地に震災の記録と教訓を伝える施設「南浜つなぐ館」が完成、21日に式典が開かれた。

 施設周辺の南浜地区は、平成32年度までに国や県が整備する「復興祈念公園」の予定地になっており、語り部活動を行う公益社団法人「みらいサポート石巻」が震災についてもっと知ってもらおうと建てた。

 法人の大丸英則代表理事(33)は「多くの人が訪れるこの場所で教訓を発信し未来へ伝承したい」とあいさつ。看板を自宅兼水道工事店舗の跡地に設置した黒沢健一さん(44)は「看板の場所で震災を肌身に感じ、施設では詳細な記録を見てほしい」と話した。

 施設は復興工事の際に移設できるようにとプレハブ作り。被害状況を伝えるパネルや震災直後の看板周辺の写真のほか、石巻専修大が750分の1のサイズで震災前の街並みを復元した立体模型を展示している。

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